「マゲデケロズ〜」
(まけてよ〜)
「ンダバ コレオマゲスッガラヨ〜」
(では これをオマケしますから〜)
この会話を練習しようと声に出したら、もう肘折に来る運命にある。
肘折温泉の一番の名物の朝市。
【 朝市の時間 】は
4月〜9月:5時半〜7時、
10月〜11月:6時〜7時半である。
この朝市は、近隣の農家のおばあちゃんが自分で作った野菜や漬け物を販売するという、全国でも珍しいスタイル。これだけでもかなり面白味がある。
旅館に宿泊していると、朝6時ころになるとなにやら外が賑やかになってくる。
露天のばあちゃんの
「買ッテッテケラッシャーイ」の声、
お客さんの
「モット マケテケロズ〜」の冷やかしの声。
普段はこんなに早起きできないくせに、あまりの面白さに飛び起きて見に行く。
あ、財布を忘れるところだった。ああ危ない危ない。
外に出てみると、宿泊している旅館の前で山菜を売るおばあさんを発見。良さそうなゼンマイが並んでいる。
(写真:朝市の様子。お客さんのラフな格好が微笑ましい。)